歯周病、虫歯治療について
当院へお越しいただいている患者様の7割~8割の方が「予防歯科」でお越しいただいております。
最近ではメディアで「歯周病ケア」や「虫歯ケア」が取り上げられることも増えましたが、実際にブラッシング方法が悪い場合や、
すでに歯石や歯垢がたまってしまっている場合もありますので、歯医者さんでのケアが必要です。
はじめに、患者様のお口の中の状態や症状についてご説明をさせていただいた後に歯のクリーニングをおこない、歯に付着した「歯石」「プラーク」などの汚れを落とします。
クリーニングをおこない、経過観察をした上で歯茎の腫れがおさまれば、数ヶ月後に再度お越しいただきます。
そこでご自身のケアがしっかりとできているか確認するために、定期的な歯のクリーニングを受けていただきます。しかし経過を見る上で、症状が治まらなかった場合には歯のクリーニングを再度おこなっております。
症状が重症化している方の場合には外科的治療を受けていただき、歯周病の改善をおこないます。
予防すれば、多くの問題は防ぐことができます。
問題が大きくなってしまう前に、ちゃんとクリーニングして、チェックしていけば多くの問題は防ぐことができるのです。
日本人は、病気になれば病院に行って医者に治してもらえばいい。むし歯になれば、歯医者さんに治してもらえばいい、と、とても安易に考えてしまいがちです。
しかし、そうなる前に「予防」がいかに大切かということが、今見直されています。ちゃんと自分の歯についてカウンセリングを受け、定期的に歯医者に通えば、むし歯になることもありません。
何かあったとしても、ごく初期の状態で問題を発見して、たとえばむし歯であれば、歯を削らずに済ませることができ、痛い思いをしなくて済みますし、お金も時間も最小限で解決できます。
そういったむし歯や歯周病予防のための『予防歯科』に来られる方が最近は増えています。
何も問題がないからこそ、その状態を維持していくために、定期的に歯科医院に行ってクリーニングをして予防していく。
予防歯科では、定期的にカウンセリングと口腔内のクリーニングを行って、まずむし歯を作らないようにし、歯周病菌のコントロールをします。
歯が白くなり、歯ぐきも健康的なピンク色になりますから、笑顔の印象も自然と良くなります。